お子さまのむし歯ゼロのために、坂本歯科医院の小児予防歯科。
お子さまの歯を守るためには、おうちでのケアと歯科医院で行う予防診療の両方が不可欠。坂本歯科医院では、予防の処置やブラッシング指導のほか、仕上げみがきや生活習慣のアドバイスを行っています。
お子さまの歯を守るのは保護者の方です。
お子さまがむし歯にならないようにするためには、おうちで行う予防の取り組みが欠かせません。ここでは、特に重要な2つの取り組みについて紹介します。
1おやつの与え方に注意しましょう!
お子さまは一度に食べられる量が少ないので、おやつは大事な食事です。ただし、与え方によっては、むし歯リスクがとてもあがってしまうため、配慮が必要です。まず大事なのは、時間を決めて与えること。そして、チョコレートやキャンディ、キャラメル、ケーキなど甘く糖度の高いものはできるだけ控えてください。むし歯菌は糖分と出会うことで活動をはじめますので、お子さまが19~33ヶ月の間は砂糖の入ったものを与えないのが理想だと言われています。
2仕上げみがき&フロスでケアしましょう!
お子さまが自分でブラッシングする習慣づくりは、奥歯が生えてきたタイミングをおすすめしています。そのうえで、10歳くらいまではしっかり仕上げみがきをしてあげてください。この時、ブラッシングだけでなく、フロスを使って歯と歯の間もきれいにしてあげることがとても重要です。乳歯でむし歯になりやすい場所がありますので、そこだけでもしっかりフロスで清掃してください。
仕上げみがきのポイント
1順番を決めて習慣づけましょう
「右の奥から」などと仕上げみがきの順番を決めて、それを習慣づけるとみがき残しをしにくくなります。
2要注意ポイントは丹念に
ブラッシングでは、歯ブラシの向きを変える部分にみがき残しが多くなります。乳歯は前歯から奥歯に向けてABCDEと表現しますが、このうちDEの間はむし歯発生率がとても高い場所。フロスでDEの間をしっかり清掃しましょう。
3歯ブラシは2本用意しましょう
お子さまが自分で磨く歯ブラシはどうしてもすぐに毛先が広がってしまいます。そのため、仕上げみがき専用に別の歯ブラシを用意しましょう。
坂本歯科医院の小児予防歯科
チェックとクリーニング
初期のむし歯がないかしっかりチェックし、おうちでのケアだけでは取りきれなかった汚れを取り去ります。
フッ素塗布
酸によって歯から溶け出したミネラル成分を再び歯に取り込む修復作用である「再石灰化」をフッ素が促します。また、フッ素は歯を硬く・強くする作用がありますので、むし歯予防には定期的な塗布が有効です。
シーラント
生えたばかりの永久歯の奥歯には複雑で深い溝があります。ここは食べカスがとても詰まりやすい場所。あらかじめレジンという安全な歯科用プラスチックでその溝を埋めて、むし歯を予防します。
イオン導入フッ素(保険診療外)
再石灰化を促し、歯を強くするフッ素ですが、浸透しにくいという特徴を持っています。イオン導入は、電気分解しながら浸透させるため、浸透率や濃度が高く、フッ素の持つ予防効果をより高めます。
ブラッシング指導
毎日の正しいブラッシングがむし歯予防の基本です。これなしでむし歯ゼロはありえません。当院では、おひとりおひとりに合わせたきめ細かいブラッシング指導を行っています。また、保護者の方には仕上げみがきのポイントをわかりやすくご説明いています。
Teeth Blushing Instruction
TBI「Teeth Blushing Instruction」は、歯科衛生士による歯みがき指導のこと。正しいブラッシングは歯の位置や生え方、年齢などによって異なってきます。また、ブラッシングはおひとりおひとり癖があるものです。TBIでは、その方に合わせて、最適なブラッシング方法を指導することで、むし歯予防に大きな効果を発揮します。