5歳前にスタートして、抜歯をできるだけ避けましょう。
天然歯はかけがえのない宝です。矯正の際にできるだけ抜歯を避けるためには、乳歯の段階でスペース作りの準備をしておくことが重要です。治療開始に最適なのは5歳前だと言えます。
小児矯正をお考えの方は、一度武蔵小杉の当院へご相談ください。
5歳前~ あごの環境を整えることで、自然にきれいな歯並びへ
土台となるあごの環境を整え、舌が正しい位置に収まるようにすることで、永久歯が自然に正しい位置に生えてくるよう導くことができます。
永久歯が生えはじめる5歳前が、この治療には最適な時期。あごの成長や、あごの奥で眠っている永久歯に問題があれば、早期に発見して対処できます。
あごの環境が整ったらいったん治療を止めて、永久歯が自然に生えそろうまで定期的に経過観察していきます。当院は一般小児歯科や予防歯科の診療も行っているホームドクターですので、検診やフッ素塗布など予防といっしょに経過観察を受けることができます。
なお、永久歯が生える時期には歯と歯の間に隙間ができますが、これはあごがきちんと成長しているということです。逆に隙間がない場合は問題ありということですので、ご注意ください。
13歳~ 永久歯が生えそろったら本格治療スタート
矯正装置を付けて本格治療を開始するのは、永久歯が生えそろってから。お子さまが成長していく力を利用することでスピーディに矯正することができる時期です。
この時期はあごの骨も成長しています。そこで歯の位置を正しい場所に動かしながらあごの成長をコントロールすることもできます。こうすることでできるだけ抜歯しない治療が可能になります。
矯正は子どものうちに
シンプルな治療が可能です。
成長する力を利用できること、銀歯などの修復物などがまだないことから、大人に比べ子どもの矯正では装置をつけやすい、効果が高い、後戻りしにくいというメリットがあります。
多感な時期を迎える前に
思春期になるとどうしても自分の見た目が気になってくるものです。歯並びが悪いと、それを気にして徐々に笑顔が減っていくケースも多くあります。また、「出っ歯」「受け口」などの特徴でからかわれることもあります。歯並びは治すことができるコンプレックスです。早いうちから矯正治療を受けて、のびのびと自然な笑顔を浮かべられるようにしてあげましょう。
歯並びと噛み合わせチェック
受け口
下の歯が上の歯よりも前に出ている状態が「受け口」です。この状態ではうまく噛むことができませんし、発音もしにくくなります。下あごが突き出ている場合もありますが、骨格自体の上あごが後ろに引っ込んでいる場合もあります。
出っ歯
上の前歯が出ている場合と、上あご全体が前に突き出ている場合、そして下あごが後ろに引っ込んでいる骨格による場合とがあります。
開咬
上下の前歯が噛み合っていない状態を「開咬」と呼びます。口を閉じた時、また奥歯で噛んでいる時に前歯が正しく重ならないので、空気が漏れやすく発音しにくくなります。幼児期の口呼吸や指しゃぶりといった習癖が原因だと言われています。
交差咬合
上下の奥歯がずれている状態です。横にスライドするようにずれています。前歯の中央にある縦ラインがずれていることが多いので、しっかり確認してあげましょう。