武蔵小杉で40年間に渡り、地域の方から信頼いただいている歯科医院です。

絵を描くのが好きだったので、父からは「芸術系の大学に進学しては」とアドバイスされていたくらいで「歯医者になれ」と言われたことはありませんでした。高校の時、進路を考え始めて「サラリーマンになるより手に職を持ちたい」と思ったことが歯科医師になるきっかけでしょうか。父の背中を自然に追っていたので、歯科医師という選択肢がスムーズに出たのだと思います。スタートが遅かったのですが、目指すならしっかりやろうと、それからは必死で勉強しました。

大学に入学してからは受験の反動でスキー部の活動やバイトに熱中した時期もありました。ところが、父が受けていた勉強会に参加して三好先生の発表を見たことが大きな転機になりました。「こんな歯科診療ができるようになりたい」と三好先生に師事。ひとつの治療を学ぶと、そこからまたさらに勉強したいことが増えていくという繰り返しでした。卒業して6年間、三好先生のもとで幅広く歯科診療を学び、2011年3月21日から坂本歯科医院で父と診療に当たっています。歯科医療は日進月歩ですから、今も勉強会や研修に積極的に参加しています。知識や技術をブラッシュアップすることで、よりよい歯科診療を提供していきたいと考えています。

最近では、長く通ってくださる方だけでなく、新規の患者さまの半数くらいが予防歯科をご希望されています。お子さまの口内ケアについてのご質問も多く、こうしたことから歯科医師として夢だった『生涯むし歯ゼロ』を目指す診療を小児歯科でスタートしました。むし歯がないことは痛みや治療の不快感がないだけでなく、お身体全体の健康にも大きく寄与します。子どものころから継続して歯科医院でチェックを受け、正しいケアをすることで、どんなお子さまでも生涯むし歯ゼロは実現可能です。

小児歯科にとって重要なのは、お子さまが歯科医院の雰囲気になれること。そのためご家族の診療の際でも、診療を受けないお子さまをどうぞお連れください。また、幼いお子さまを抱っこされたお母さまの診療もしています。
将来的には、質のいいおもちゃや絵本などをそろえ、安心できるクッションフロア＆ウォールで囲んだキッズスペースを併設する予定です。

お茶屋さんのあるビル3Fに坂本歯科医院があります。奥にエレベーターがございますので、そちらでいらしてください。