お子さまの生涯むし歯ゼロを目標にした診療を行っています。
むし歯ゼロで生涯に渡って健康をバックアップ
歯は手を付けていない天然歯がやはり最高です。むし歯になって少しでも削ってしまうと、歯の強度がどうしても下がってしまいます。また、どれほどよくできているとしても人工物にはどこか欠点があります。
また、むし歯にならないことは、単に治療を受けないですむというメリットがあるだけではありません。歯が健康でしっかり咀嚼できればミネラルや食物繊維をはじめとした必要な栄養素をしっかり摂取できます。またよく噛むことは肥満や近視の防止にも役立っていますし、噛むことが脳にいい影響を与えることもわかっています。むし歯があればバランスよく噛むことができないので、筋肉のバランスが乱れて肩こりや頭痛が起こったり、質のいい睡眠がとれなくなったりすることもあります。また、片側でばかり噛むことなどで、顔貌やお身体がゆがむ可能性もあります。生涯に渡って健康をバックアップする基礎となるのが、むし歯ゼロなのです。
お子さまの歯科診療の重要性
むし歯はなりやすさに個人差がありますが、幼いうちから正しいケアと予防を続けていればどんなケースでもむし歯ゼロは可能です。大切なのは、幼いうちに正しいケアや予防を習慣づけること。ご家庭でのバックアップ方法なども含め、くわしくていねいにお伝えしています。いっしょに、お子さまの生涯むし歯ゼロを目指していきましょう。
当院の患者さまが最優秀賞を受賞
坂本歯科医院にずっと通ってくださっている患者様が、2014年、2015年に行われた『川崎市高齢者よい歯のコンクール』で最優秀賞を受賞されました。ご本人達にとても喜んでいただけたのですが、ホームドクターとして長年かかわらせていただいている方の受賞は歯科医師としてもとてもうれしいことでした。
8020という、80歳になった時に20本の歯を残そうという運動は、残された歯の数が健康寿命に大きく影響することからスタートしました。
ところが、ご高齢でお元気な方は、ほとんど例外なく若い頃からむし歯が少なく歯並びが整っています。つまり、健康な歯を残すためには、できるだけ早いうちからその方に合った内容で正確なケアをしていくことが必要なのです。
こうしたことから「そもそも子どもたちがむし歯にならないようにしたい」という想いが生まれました。むし歯ゼロをおひとりでも多くの方に実現することは、社会全体への利益にもつながりますので、むし歯ゼロの実現は歯科医師としての使命だと今では考えています。